2023年01月09日

埋蔵金関連ニュース

オランダ国立公文書館が、第二次大戦中にドイツ軍の兵士が隠した財宝の地図を78年ぶりに公開し、アマチュアのトレジャーハンターが現地に殺到する騒ぎが起きている。

報道によると、財宝は、ドイツ兵4人が1944年8月にロッテルダムのアーネム支店から略奪した時計やダイヤモンド、金銀などで、現在の価値にして数百万ユーロに上るという。

1945年4月、連合軍の進攻でドイツ軍が敗走に転じると、4人は財宝をドイツとの国境に近い、オランダ東部の田舎町オンメレンの野原に埋めて隠したという。

地図では、財宝のありかに赤いバツ印が付けられ、3本の木の一番端の木の根元に埋めたこと、この木が幅約1.2メートルの道沿いに立っていることも示されている。

木はポプラの木で、財宝を埋めた深さは70~80センチだという。

ドイツに略奪された資産を追跡するオランダの機関は、4人のドイツ兵のうちの1人、ヘルムート・S(フルネームは未公表。残る2人は戦死し、1人は行方不明)からこの地図を入手した。

同機関は1947年、この地図をもとに金属探知機を使って探したり、ヘルムート・Sに隠し場所を案内させたりしたが、発見できなかったという。

財宝の埋蔵場所は現在、オンメロンの元市長が運営する財団の所有地で、トレジャーハンターが財宝を見つけた場合はこの財団に報告しなければならないが、元市長は「簡単には見つからないだろう」と話している。

オランダ国立公文書館は毎年1月3日を「オープンアクセスデー」に定めており、今年は財宝の地図のほかにも1300ページに上る文書が公開された。

(興味深いニュースがあったので訳してみました。こんなに詳しい宝の地図はめったにないと思うのですが、それでも見つからないのはなぜでしょう)


map1
 オランダ国立公文書館が公開した地図(同館のフェースブックから)

(09:00)

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