2022年10月04日

日本のトレジャーハンターの草分けで、元トレハンクラブ会長でもある橘高章(きったか・あきら)さんと、東京都練馬区のご自宅でお会いすることができました。

埋蔵金についていろいろと興味深いお話をお聞きしました。

橘高さんは19歳の時に徳川埋蔵金の謎文を解読したのをきっかけにトレジャーハンティングにのめり込み、以来、50余年にわたって活動を続けられています。

このブログでも以前にお伝えしましたが、2016年には集大成ともいえるブックレット「埋蔵金の研究」を、自身が経営する出版社たんさく(現在は解散)から出版。

ライフワークとされてきた徳川埋蔵金や武田信玄の埋蔵金について、その隠し場所についての推理や、これまでの探索活動の結果を惜しげもなく披露しています。

その本の中で、埋蔵金探しから引退するようなことを書かれていたので気になったのですが、ほんの3週間前にも栃木県日光市の庚申山に探索に出掛け、滑落事故で死にかけたそうで、すっかり安心(失礼)しました。

ただ、最近は埋蔵金よりも邪馬台国の研究に力を入れているそう。

邪馬台国「宮崎市説」を伺ったのですが、その推理のキレは抜群で、テレビの歴史番組でぜひ取り上げてほしいと思うほどです。

これから埋蔵金探しをしようとする人たちへのアドバイスをお聞きすると、「一攫千金を目論むなら、埋蔵金を探すより、宝くじを買ったほうがいい。宝くじに当たったという話は聞いたことがあるが、埋蔵金を掘り当てたという話は聞いたことがない」と、冗談交じりにおっしゃられていました。


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 自宅でパソコンの前に座る橘高さん=東京都練馬区で

(09:00)

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