2022年08月27日
不勉強の誹りを免れないのですが、このブログを続ける中で、日本のトレジャーハンターのもう一人の草分け的存在である橘高章(きったか・あきら)氏のことを知りました。
日本トレジャー・ハンティング・クラブ(八重野充弘氏が代表を務める日本トレジャーハンティング・クラブとは別団体)の会長を、長年にわたって務めた方です。
往時は、埋蔵金の専門家として新聞や雑誌に寄稿する一方、テレビ出演も頻繁にこなしていたようです。
ただし、埋蔵金探しに対しては、八重野氏のようなプロではなく、あくまでアマチュアの立場。
東大助手や短大の助教授を務めた後、出版社の「たんさく」を経営し、畠山清行氏の「日本の埋蔵金」をテーマごとに抜き出したブックレットを発行しています。
ご本人の了解を得て、このブログに橘高氏のホームページへのリンクを張らせていただきました。
ホームページは開店休業状態で、リンク切れも多いのですが、橘高氏本人が埋蔵金を探索する様子を記録した写真や映像を見ることができます。
そんな橘高氏は六年前に、これまでの活動の集大成ともいえる「埋蔵金の研究」を出版しています。
40ページのブックレットで、一般向けの本とは言い難いのですが、徳川家康や豊臣秀吉などの埋蔵金の在りかについて、40年近くにわたる自身の経験をもとに、独自の推理を展開しています。
その幾つかは正解ではないかと思わせる確かな説得力があります。
(09:00)