2022年08月14日

日本各地に残る数多の埋蔵金伝説の中から、どれをターゲットに定めるか。

私が住んでいるのが愛知県ということもあり、まずは愛知県内の主な埋蔵金伝説を一覧にしてみました。

前野小平治の埋蔵金(南知多町)
愛知県の埋蔵金伝説では最も有名。江戸時代後期、廻船問屋として栄えた豪商の前野小平治は、尾張藩による取り潰しを逃れるため、屋敷の敷地内や周辺に財産を隠したとされる。その価値は時価数百億円。子孫らにより発掘が試みられるが、未発見。

日吉神社の埋蔵金(清須市)
江戸時代初期、後継ぎがなく断絶した清洲城主、松平忠吉の重臣・小笠原監物が、お家の再興を念じて埋めたとされる。江戸時代後期に村人が大判や中判を掘り当てたという記録があり、1979年には郷土史研究家のグループが発掘を目指したが、未発見。

尾張徳川家の駿府御譲金(名古屋市昭和区)
駿府御譲金とは徳川家康が豊臣家を滅ぼしたときに大阪城から運び出され、徳川御三家に30万両ずつ均等に分配されたお宝のこと。尾張家は名古屋城の小天守の地下蔵に収めたが、江戸時代末期に名古屋市昭和区の興正寺の大日堂の地下に移されたとされる。

小金下の埋蔵金(みよし市)
みよし市莇生(あざぶ)町小金下に「朝日さす夕日かかがやく…」の歌と、金の茶釜が埋蔵されていたという話が残っている。「朝日さす」は埋蔵金伝説の常套句だが、地元では埋蔵金目当ての発掘作業がずいぶん行われたらしい。

以上は畠山清行氏、八重野充弘氏の書籍やネット情報をもとにまとめたものです。

いずれも日帰りで出掛けられる距離なので、現地リポートをこのブログでアップする予定です。


(09:00)

この記事へのコメント

1. Posted by 165   2022年08月17日 19:45
前野小平治の埋蔵金の隠し場所は、高宮神社といわれています。
盗掘された跡(発見したかは不明)もあるとのことですので、見に行ってみてはいかがですか?
2. Posted by 定年後は埋蔵金探し   2022年08月17日 21:35
貴重な情報を有り難うございます。ぜひ行ってみます。

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