2022年08月10日


畠山清行氏の埋蔵金に関する著作がほとんど絶版となっており、中古本市場でびっくりするような値段で売られているとお伝えしました。

八重野充弘氏の著作も、やはり多くが絶版となり、古本は定価を上回る価格で取引されています。

一方で、埋蔵品に関する本の中には、絶版となりながらも、安価で入手できる本があります。

いわゆるコンビニ本です。

私が持っている一冊は、主要な埋蔵金伝説と発掘をめぐる話を、漫画でドラマ仕立てにしたもの。

もう一冊は、全国各地の埋蔵金伝説を北海道から順に、豊富な写真と挿絵入りでわかりやすく紹介しています。

二冊ともアマゾンやブックオフなどで、もとの定価以下の数百円で購入できます。(在庫がずいぶん出回っているようです)

巻末の参考文献を見ると、どちらも畠山清行氏や八重野充弘氏の著作、もしくはその二次情報をもとにしているようです。

所詮、コンビニ本と馬鹿にされるかもしれませんが、ビジュアル的によくできています。

また、漫画に描くというのは、作者がよほど勉強して自分のものにしないとイメージ化できないと思うのですが、そんな努力の跡も垣間見えます。

畠山清行氏の「日本の埋蔵金伝説」は、読み物としても夢中になってしまうほど面白いのですが、コンビニ本にも手軽さの魅力があり、お勧めします。



(08:00)

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