2022年08月07日
埋蔵金ハンターというと、海のものとも山のものともつかない存在に思われがちですが、有り難いことにロールモデル(お手本となる人物)がいます。
この道、実に47年という八重野充弘(やえの・みつひろ)氏です。
八重野氏は、編集者時代に天草四郎の軍用金探しを始めたことをきっかけに、全国各地の埋蔵金伝説の調査に取り組み、74歳の現在も現役の埋蔵金ハンターとして活躍しています。
「埋蔵金発見!」や「最新版 日本埋蔵金地図」など、埋蔵金にかかわる数々の書物を出版する一方、1978年には日本トレジャーハンティング・クラブを設立し、代表を務めています。
八重野氏のホームページには、埋蔵金探しをする上での心構え、埋蔵金探しのノウハウ、日本各地の埋蔵金伝説など、埋蔵金ハンターにとって有用な情報が盛りだくさんに掲載されています。
ところで、実際に埋蔵金を発見したことはまだない、という八重野氏の埋蔵金探しに対する姿勢は明確です。
それは「金儲けの手段とはせず、健全なレジャーとして楽しむ」というもの。
宝探しにのめり込み、人生を棒に振ってしまった人たちを、数多く目の当たりにしてきた八重野氏ならではの見解でしょう。
一昔前に、徳川埋蔵金を重機を使って発掘するテレビ番組が話題になりましたが、そうしたやり方にも八重野氏は批判的な発言をしています。
八重野氏のスタイルを真似し、近づくことを、当面の目標としたいと考えています。
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